宇宙戦艦ヤマト2199総論おまけ

nabasensei2013-10-22

総論は昨日書いたので終わりですが、この作品を語るのにはアニメ本編のみならず、今までのスタッフのコメントなども可能な限り網羅する必要があります。
そのコメント内に本編の裏設定、そして旧作当時の裏話などもあり重要な資料となるからです。これらを知らないと、例えば今でも放射能設定を無くしたのは東日本大震災が原因、と間違った理由を語っている人がいるなどの誤解が生じるからです。
熱心なファンなら逐一追いかけているでしょうけど、TV放映時から見始めた、という方などのために、これはチェックしたほうがいいというのを書いてみます(既に単独で書籍化されている設定資料集やヤマトクルー会報などは除く)


・ヤマト舞台挨拶、ヤマトーク
今まで何度も行われてきたトークですが、旧作スタッフや2199スタッフを招いたものが特に重要。
2199本編では不明瞭な設定なども色々語っており、最近のトークでもバルグレイが何故ミサイル二発で沈んだかなどの理由も語ってます。
これらのトークTwitterの公式コメント及び公式サイト、また行かれたファンの感想のつぶやきでもチェックできますが、意外と多く語ってなく、冗談抜きで自分がmixiで書いた報告日記が一番詳しいかもしれない。
mixiの日記はマイミクさん限定なので、いずれきちんとまとめてこちらの日記でも書きたいね。


・各ホビー誌
2199はアニメ雑誌よりホビー誌のほうが記事が多いのは前述。
できれば全ての雑誌をチェックして貰えれば一番いいのだけど、絞るとすればフィギュア王、HYPER HOBBYの二冊はホビー関連以外にアニメ本編の詳細な設定をスタッフが語っている比率が高いので見て欲しいところ。
またホビー誌ではないが、グレートメカニックも時折ヤマトの記事があり、最新号の森田繁氏のインタビュー記事は七色星団関連含め貴重な証言が多いのでチェック。


・新聞
読売、朝日新聞で広告を打ったり、先月の朝日で特集記事組んだりしてますが、読売でも過去に結城アイラさんのヤマトに対する深い思いや、日曜欄でささきいさお氏がやはりヤマトについて語ってます。重要度としてはそれほどではないですが、新聞とってる方は見て損はないです。


・テレビ
特番ではファミ劇の新生ヤマト宣言が、ナレーターが仲村秀生、本編は旧作スタッフのコメントなどで重要な映像資料。なのにBDに入ってないのが悔やまれます。
MX放映の俺たちのヤマトSP3もBD未収録ですがこちらはスタッフ、キャスト未出演のため重要度は低め。ヒルデ役の三浦綾乃さんがナレーターを担当してるのがチェックか。
そのほかでもMAGネットアニメTVめざましテレビでも出渕氏インタビューや発進式イベントが流れたりしましたが、題名のない音楽会宮川彬良出演回もこまめにチェックするとよし。


・アニメ誌
ホビー誌より情報は低めですが、アニメージュNEXT2013witer号では出渕×安彦氏の対談が掲載。両氏の対談はBDにも収録されてますが、こちらの本のほうが多く語っており、特に旧作当時の話は貴重。
グラビア類はメガミマガジンに二回ほど載ったぐらいで低めです。


Twitter
こちらでは製作スタッフのうち、結城氏ほか何人かが頻繁につぶやいており、アニメ制作状況はもとより、裏設定や誰がどこのシーンの原画を担当したかなどもつぶやいているのでこまめにチェックすると良いです。


・店頭のチラシ類
CDのディスコグラフィーやプラモ一覧などのカタログ、チラシ類は貰っておいて損はないです。


・同人誌
むらかわみちお氏の「RF reflections of YAMATO2199 volume.1」は単行本の副読本として必須。
制作スタッフの同人誌としては橋本敬史氏の原画集ぐらいしか知らないのだが、今冬にも関わったスタッフの一部が同人誌を出しそうな気配があるのでチェックするとよし。
また、余談ながら、今夏はエロい関連以外にも業界の方々がヤマト2199同人誌を出されて、久しぶりに(もしくは初めて)コミケに行ったというヤマトファンの方々の声も結構耳にした。
自分も何冊か買ったけど、田中圭一氏の「薄い本」と島本和彦氏の「古代-R」はお奨め。古くからのファンなら「ガミラス愛国党」も見逃せませんが最近はページが薄くなってるので読み応えとしてはいまひとつかな。
田中氏のパロディについてはむらかわみちお氏が苦言を呈しているけどちょっと厳しすぎるんじゃなかなぁと。むらかわ氏は元々結構堅い性格の人物のようだけど、少なくとも自分は田中氏の本には不快感は感じなかった。それに出渕総監督もこの本買ったんだし別にいいんじゃね?と(笑)


こんなところでしょうか。特にヤマトークTwitter、一部ホビー雑誌の情報は知っているのと知らないのとではアニメ本編の印象がかなり違ってくるので、今では入手困難なものもありますが、そこは各自でなんとか頑張ってくださいと(苦笑)。
雑誌記事もかなり分散してて、今月もAV REVIEW最新号で出渕×西井両氏のインタビューが2ページあったりとしているのでAV誌もチェックが必要ですね(Hi-vi誌も過去2199や旧作BD-BOXの記事を組んでます)。
wikiでもある程度の情報は手に入れられますがやはり不完全なので。


というわけで、2199の話はひとまずこれで終わりです。
また来年、劇場版の時まで!


■本日の買い物
メガハウス山本玲フィギュア(ヤマトクルー特典背景パネル付き)