ヤニィーズの舞台(千秋楽)行ってきました

■奴が現れたら、消える
・時間 19:00〜21:00
・動員数 不明(初日より更に混んでいたのは確か。座布団や会場両脇にまで椅子を出したり)
・出演者(初日の日記にも書きましたが、今日は配役含め詳細を書いておきます)
 松井(中学校の用務員)…牧田侑士
 渡辺(中学校の国語教師)…生天目仁美
 成沢(中学校の事務員)…黒川薫
 秋山(保健室の先生)…樋口史
 ヤマダ(インドネシアからの留学生)…山根博
 アンジェラ(スナックあけ美のチーママ)…東山麻美
 慈愛子(渡辺のクラスの生徒)…村瀬香奈
 黒澤(慈愛子の父)…木村卓矢


ストーリー
用務員松井は、過去父親が蒸発したのと、友人の裏切り(?)により不感症になっていた。
彼は、その友人が現れると自分の身に必ず不幸が訪れるのだという。
ある夜、大雨の中渡辺先生が人形劇の脚本を用務員室で書いていたのだが、そこへ他の先生や保険医、食事を届けにきたアンジェラ、そして何やら過去に松井と関わりがあったと思われる黒澤も訪れて…


感想(ネタバレ含む)
既に今日で舞台も終わったので、結末をいうと、過去松井が裏切られたという友人こそ黒澤。
しかし事実は全く逆で、実は松井が黒澤を裏切っていた。
それは蒸発した父親が黒澤の母と再婚し、それがどうしても許せなかったため。
しかし松井は本心をいわず曖昧な態度をとり、いつしかそれが不感症状態となってしまった。


黒澤はそれを知ってか、松井に別れを言いにきたのである。
最後の最後に、本心を言ってみろよ、と黒澤に言われ、「お前なんか消えちまえ!」と感情の全てをぶつける。
その直後に松井は大雨の中、黒澤を探しにいったのだが、黒澤の姿はいずこかに消えていた。


このようなお話です。
過去の親友がちょっとしたきっかけで離れ離れになってしまうという、基本的には悲しいお話です。
ただストーリーが佳境に入る中盤までは、コミカルな演出もあり、地味ながら楽しめるものでした。
若い人より年を重ねた人が見ると色々と思うところがある作品です。


■舞台の内容以外のこと
初日とは細かいところで演出が異なってます。
中盤悪魔(実は黒澤)が現れるところでデビルマンのうたがかかったり、なば様が途中豪快にカップ焼きそばをこぼしたりというのは、初日にはなかったり、よりグレードアップしていたりしてました。



舞台終了後、出演者がロビーに出てこられて、自分もなば様に挨拶してきました。
やはりというかなば様目当ての方は多かったらしく、自分以外にも何人も挨拶をしていましたし、自分が挨拶をした直後には、なば様の相方の某声優(笑)もなば様に挨拶していました。
たまにはこういう小劇場の舞台を見るのもいいものですね。


■今日の買い物
コットンソフト冬コミセット(事前通販)
あとLeafのAM更新をしたのでカレンダーが到着。